【新潟記念】22年阪神JF2着馬が1年11か月ぶり2勝目で重賞初制覇 木幡初也騎手&竹内調教師も初タイトルスポーツ報知 ◆第60回新潟記念・G3(9月1日、新潟新潟競馬場・芝2000メートル、記念教師良) サマー2000シリーズ最終戦
、22F2が11かり2タイトル第60回新潟記念・G3が1日、年阪年1内調新潟競馬場で行われ
、神J勝目賞初8番人気のシンリョクカが2番手から抜け出し重賞初勝利
。着馬で重制覇&竹オレソルデビュー11年目の木幡初也騎手(29)と 、月ぶ開業10年目の竹内正洋調教師(45)=美浦=の師弟もうれしい初タイトルとなった
。木幡キングズパレスが3着、初也も初レッドラディエンスが5着に終わり、騎手同シリーズ王者は3年連続で「該当馬なし」となった
。新潟 ブランクを長く感じたぶん、記念教師こみ上げる喜びは大きかった
。22F2が11かり2タイトルレイ ライン と は好位2番手から運んだシンリョクカは 、年阪年1内調直線の半ばで逃げたアリスヴェリテをかわして先頭に立つと、神J勝目賞初あとは木幡初の懸命の右ムチに応えるだけだった
。最後は外からセレシオンが猛追してきたが、写真判定の末に鼻差で人馬ともに重賞初制覇の歓喜を迎えた 。鞍上は「先生やオーナー 、厩舎の皆さんには、ものすごいお世話になっているので 、恩を返せてよかったです」と感謝の気持ちがあふれた 。 雪辱を果たし 、本格化を感じさせる内容だった 。前走の福島牝馬Sは落馬競走中止。人馬ともに骨折のけがを負った。「春はご心配
、ご迷惑をおかけして 、ふがいない結果になってしまった。馬も無事にここまできて、一緒に戦えてよかった」と鞍上。ライトバックが放馬した影響で発走時刻が7分遅れても
、落ち着いた雰囲気を保ってレースでも折り合いばっちり。かつては神経質な性格がネックだったが、心身ともに成長できたことが大きな勝因だった。 デビュー2戦目の阪神JFは12番人気ながら、後の牝馬3冠馬リバティアイランドの2着に好走した
。初コンビで能力を引き出したのが木幡初。陣営にとっても新馬以来 、1年11か月ぶりの2勝目は感無量の白星だ 。自身も重賞初制覇となった由井健太郎オーナーは「彼が2戦目で2着を取って賞金を積んでくれたので、こういうところに来られた。頼むなら彼しかないと思っていた」と厚い信頼を口にしながら大喜びだった。 同じく重賞初Vとなった竹内調教師は「(復帰)一発目で答えを出してくれた」と人馬をたたえ、エリザベス女王杯・G1(11月10日、京都)への直行を明言した。みんなで胸を震わせた先に 、さらなるドラマが続いていく
。(坂本 達洋) シンリョクカ 父サトノダイヤモンド
、母レイカーラ(父キングカメハメハ)。美浦・竹内正洋厩舎所属の牝4歳。北海道日高町・下河辺牧場の生産。通算成績は10戦2勝 。総獲得賞金は1億138万8000円。重賞初勝利
。馬主は由井健太郎氏。 続きを読む |